朝や休憩などコーヒーを飲むタイミングは結構多いものです。
妊活中の男性はコーヒーはダメという話を聞いたことはありますか?
ネットを調べると色々な情報があって書いてあることは結構バラバラなことも多いです。
何杯までなら飲んでいいのか?
コーヒーを飲むと妊娠しにくいのって本当?
ということで今回は、妊活男性コーヒーはダメ?悪影響?何杯まで飲んで良いか調査します。
ぜひ今後の参考にしてみてください。
妊活男性コーヒーはダメ?
妊活男性にコーヒーはダメなのか解説します。
コーヒーが懸念されるのはカフェインという成分が含まれているからです。
カフェインとは?
コーヒー豆、茶葉、カカオ豆、ガラナなどに天然に含まれる食品成分のひとつ
人体への影響?
血管を拡張し、血液循環量が増えることから、利尿作用や神経伝達物質が増加して、気分高揚、眠気消失、交感神経刺激による基礎代謝増進、胃酸分泌促進がある
一方で、睡眠の質の低下や胃酸分泌過剰による胃への負担増なども確認されています。
カフェインを大量に取り過ぎなければ大丈夫!
カフェインの作用は、大量に摂りすぎなければ体にいい影響もあります。
なので妊活中であっても適量であればコーヒーを飲んでも問題ないと言われています。
妊活男性コーヒーによる影響は?
妊活男性コーヒーによる身体への影響を解説します。
コーヒーに含まれるカフェインは少なからず体に影響があるので摂りすぎには要注意!
①カフェインによる影響は?
カフェインの摂取と精液所見の関係はほとんど影響はないとされています。
しかし、神経を鎮静させる作用を持つアデノシンという物質の化学構造と類似しているため、
体内に入ると神経を興奮させる作用があるため、摂取しすぎると中枢神経系を過剰に刺激し、さまざまな健康被害があります。
②カフェインは流産に関係する?
カフェイン摂取量が増える程に流産のリスクが高まっているという調査結果も報告されています。
500mg以上のカフェイン摂取では、流産率が2.2倍(主にコーヒーで摂取している場合は4.1倍)と増えており、明らかにリスクが高まることが分かります。
参考:Caffeine Intake and Delayed Conception: A European Multicenter Study on Infertility and Subfecundity (カフェイン摂取による妊娠の遅れ:ヨーロッパ不妊施設による他施設研究)
③コーヒーを飲むと妊娠しやすいとの結果も?
全くコーヒーを飲まない人で妊娠まで6.5カ月かかったのに対して、1日5杯以上コーヒーを飲む人では8.2カ月という研究結果も。
1日5杯以上飲む方はカフェインの摂りすぎかもしれません。
参考:Caffeine Intake and Delayed Conception: A European Multicenter Study on Infertility and Subfecundity (カフェイン摂取による妊娠の遅れ:ヨーロッパ不妊施設による他施設研究)
妊活男性コーヒーは1日何杯まで?
基本的に適量のカフェイン摂取は、1日当たりコーヒー1~2杯程度であれば、精子への影響を心配する必要はありません。
「コーヒーには がんを抑える効果がある」という科学的データもあります。
健康のためにも取り入れた方が良いという側面もありますが、常識的な範囲でのコーヒーの摂取を心がけましょう。
妊活男性コーヒーはダメ?についてまとめ!
さて、今回は妊活男性のコーヒーについて調査しました。
コーヒーん含まれるカフェインは摂りすぎには注意です。
適量であれば体にいい影響もあるため、1日1〜2杯を目安に飲むことをおすすめします。